Bonjour!こんにちわ!
フランス帰りののんちゃんです!
今回はそんなフランスかぶれの私にぴったりのインタビュー!
フランス語講師の セリャン(語尾を上げて読んでください)さんです!
いままさに変化をしようとしているフランスの政治情勢についてなんかも含めお話聞かせて頂こうと思います!

のん:ボンジュール!(←言いたい)よろしくお願いいたします。

セリャン(以下敬称略):Bonjour.

のん:まず自己紹介からお願いいたします!

セリャン:名前はセリャン。東京に住んでいるフランス人でフランス語を教えています。

のん:なぜ日本にいるの?

セリャン:もともとは大学でスペイン語を専攻していました。中学高校とスペイン語はやっていたんだけど、大学のレベルはネイティヴくらいを求められるのでとても難しくて… また新たに最初から学べる外国語として日本語を選びました。

のん:どうしてまた日本語を。

セリャン:もともとビデオゲームやマンガが好きだったから… フランスの親友も中学くらいから日本語をやっていたし。

のん:へー!マリオとか?

セリャン:うん、ニンテンドーとかドラゴンボールはフランスでも人気。

のん:フランスのこといろいろ教えていただきたいんですけど、いまは選挙に注目が集まってますね。実際パリの街なかでも関心の高さは感じました。過激なポスターとかもあったし…

セリャン:はい、今回の選挙で今までとは変わることができるから…。4年前はどちらに転んでも大差なかったから投票率が悪かったんだけど。

のん:恥ずかしながら不勉強で… 私めのために今回の候補者について簡単に教えてくれませんか?

セリャン:今、ルペンとマクロンという候補が争っています。
ルペンは右派の考え方で、フランスを守るために移民を受け付けない、EUからも離脱しようと言っている。EUにいることで輸入輸出はしやすいけど、物を安く作れる東ヨーロッパに労働力が流れてフランスの工場は閉まり、仕事がなくなるから。この問題はグローバリゼーションですね。

だからルペンは労働者や元々移民としてフランスに来た人種から支持されている。

対してマクロンは自分で党を作った。彼は会社で働くより、自分で会社を作るほうがいいという考え方。もっと会社を作りやすい環境を作ろうとしている。EUは完璧ではないけど他の国とやっていく意向。彼はまだ若いので考え方も変わるだろうし、以前Rothschildという大会社で働いていた過去もあるので政治以外の感覚も持っている。

だから会社や企業から、そしてもちろんアンチルペンからの支持が多いね。

のん:そうなんだ。大きな変化の時なんですね…良い方向に向かうことを祈るばかり…
ではフランスの良いところについて教えてくれ。

セリャン:ところ?

のん:Good point あ、じゃあ also good place!

セリャン:Good pointはみんなが違う意見を持っている。あまり周りに即して同じ意見を言ったりしないから、常に新しいアイディアが生まれている。あとは怠け者なところ(笑)

のん:休み上手だよね。

セリャン:休みが好き(笑) 日本人が10時間働く所をフランス人は5時間で終わらせて5時間遊びたいと思っている。

のん:効率がいいのね。じゃGood placeは?

セリャン:知っている限りではボルドーかな。パリくらい古いから建物が綺麗だし田舎だからひとも少ないし。

小山:京都みたいな感じ?

セリャン:京都より小さい。岡山より小さい。でもボルドーには都市がある。

のん:ぶどう畑ばっかりじゃないんだ!へー。
セリャンの今の仕事ってフランス語の先生ですよね?

セリャン:はい、フランス語を教えるために修士をとりました。
フランス語学校のほかにESMODというファッション系のフランスの学校や日仏学院でも教えています。

のん:VACANCYでもフランス語講座を始めるとか。
フランス語をまったく喋れないひとにまずどうやってアプローチするの?

セリャン:まず目標を決める。フランス語を話して、やりたいこと。

のん:ふむふむ!

セリャン:10人定員で、2つのクラスに分けます。
午前はなぜ勉強するか、どうやって勉強するかを教えます。
神経言語学という分野での資格も持っているので、話すとき読むとき書くときに脳がどう反応するかも説明しながら。
【神経言語学とは】
神経言語学とは、発話、手話、書字される言語の理解、産出、及び言語の抽象的知識の根底にあるヒトの脳のメカニズムに関わる科学の分野である。神経言語学は、言語学、認知科学、神経生物学、計算機科学などにまたがる学際的な分野である。
参照:ウィキペディア

午後はWS形式で、旅行で使えるフランス語を教えます。

のん:なにそれ!すごい!知りたい!

セリャン:じゃあ講座に来てください

のん:商売上手!
月1回土曜日開講ですよね。参加せねば!
じゃ、最後VACANCYのよいとこお願いします!

セリャン:勉強や仕事をしたい人にとっては図書館よりいい。他の利用者とアイディアをシェアできるし違う分野との情報交換が出来る。あとはパーティーやイベントも楽しいし、居心地はとてもいい。

のん:ありがとうございます!言わせてる感が否めなくもないですが!(笑)
長い時間お付き合いいただきありがとうございました!
Merci beaucoup!

セリャン:De rien.

ということで、インタビュー初めてのoverseas nationalなセリャンさんでした。
今年に入って色々な国の方がVACANCYを利用されていて、ちょいとインターナショナルな雰囲気がでてきた感じです?
オーナーの小山さんは適当に英語しゃべってコミュニケーションとってるんですが、後でなんて言ってか聞いてみると「良くわかんないね」と。。。わかっとらんのか!
VACANCYはユルユルかつ適当?な運営なんですが、overseas nationalな方にとっても居心地が良いスペースなんじゃないかなと思います。
日本で仕事場探しているoverseas nationalな方、待ってます

最後に、セリャンさんは日本語のほかも英語も堪能で、フランス語講座の他に、トライリンガル講座もVACANCYで行う予定です。詳しくはコチラ。
ご興味ある方はご参加ください!!

https://www.street-academy.com/myclass/20139
https://www.street-academy.com/myclass/21698

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