本日のインタビューのお相手はVACANCY内でおそらく一番穏やかで優しい空気を醸し出しておられる方、自己紹介をお願いしてよろしいでしょうか!

茂木さん(以下敬称略):はい、、茂木君之です。(←とてもやりづらそう)個人事業主です。 中小企業診断士という資格を取っていまして…

のん:というのはなんでしょう!?

茂木:比較的規模の小さい企業さんが適切に経営できるようアドバイスしたりお手伝いをする人、です。

のん:てことは経営の仕方をコンサルするという感じでしょうか?

茂木:のようなひとを認定する国家資格です。

のん:なるほど、、現在どんな企業さんとお仕事されているんですか?

茂木:もともと製造業さんの支援をしたくて、いま関わっています。

のん:どのように診断やアドバイスをされるんですか?

茂木:社長さんとか従業員さんから話聞いて会社や工場に足を運んで決算情報などを教えてもらって、その上で提案するかたちです。

のん:じゃあ企業によってそれぞれ専門知識が必要になりそうですね!大変そう… その都度お勉強されるんですか?

茂木:僕が持っている知識は広く浅いものですので、より細かいことになると弁護士さんや税理士さんと協力して解決できるように導きます。

のん:そもそもなぜそのお仕事に就かれたんですか?

茂木:コンサルタントって、僕が小さい頃響きがかっこよくて(笑)で、なんとなく興味があって。ぼくが就職した頃ITブームで、ITコンサルタントっていうかっこいい名前が世の中で盛り上げられてて僕もそこにひっかかってIT企業で働いていたんですけど、 ただかっこいいだけで仕事してても知識がないのでちゃんと勉強したいなと思ったときに、どうせならモチベーション維持のためにも資格を取ろうと思って。

のん:中小企業診断士の資格取得のためにはどういうことを勉強されるんですか?

茂木:結構幅広くて、マーケティングとか、法律とか情報システムとか…

のん:色んな知識が必要になりそうですよね?

茂木:資格っていう意味だとひろーく学んである程度どんな相談にも大まかなことは分かるような知識を身につけていますね。

のん:どれくらいの期間で取られたんですか?

茂木:2年間ですね。2年目で資格を取得しました。

のん:独学でですか?

茂木:講座とか行きました。

のん:VACANCYもコンサルしてもらったほうがいいんじゃないか?(笑) 普段お店なんかでも色んな事気になっちゃたりするんじゃないですか?

茂木:飲食店のメニューなんか、こうしたほうが…と思ったりはしますね。 ただ、いまは企業さんの支援以外にも地域が盛り上がるようなお手伝いもしていまして。 例えばこの鹿肉カレーもそうで、秩父で作っています。

のん:へー 秩父では鹿肉を捕っているんですか?

茂木:鹿が増えすぎて農作物を荒らすので行政が猟師さんに依頼して処分をお願いしてるんです。

のん:うわあ…そうなんだ…害獣扱いされてしまっているんですね…(悲)

茂木:そう、でも捨てるのではなくて活用しましょうという動きになって僕がお手伝いに行きますということに。 難しいのは続けていく為に猟師さんや加工業者さんにお金が回るようにしなければいけないことで。

のん:具体的にどの段階をお手伝いされるんですか?

茂木:まず、猟は僕はやらないです。

のん:ですよね(笑)

茂木:その後皮をはいだり精肉したり、それぞれの業者さんに運ばれていくのですが、その肉屋さんがお土産品作りましょう、何作りましょう、カレー作りましょう、どこで作りましょう、ってなったときにそこからですね。そのために工場探したりパッケージのためにデザイナー探したり。。。

のん:なるほど!製品を作るために色んな業者さんを繋げていらっしゃるんですね。

茂木:そんなお手伝いをしていますね。

のん:野生の動物が処理というかたちで殺されてしまうのを聞くのは本当に心苦しいですが、そうやって食用として利用されて食物連鎖に組み込まれているのなら救いがありますね。。

茂木:僕もそういう想いはもちろんあって、肉だけでなく骨も皮も角も使えたらいいなと、、

のん:へー!今何かつくっていらっしゃるんですか?

茂木:骨はスープにしています。皮は皮製品を。。

のん:可愛い!

茂木:紐にしてしまえば素人でも編んで加工できるので、理想は地域内で加工させて雇用を生み経済的に良い方向にしたいと

のん:そうすると連鎖的に地域の活性化に繋がるわけですね!

茂木:もうひとつ考えているのが、秩父は観光地なので観光客相手に加工体験などもいいかと

のん:すごくいいですね!

茂木:製品としても売ってはいますがそんなに数を作れないので、コストが高くなってしまうのでこういうもののほうを置ける場所を探しています。

のん:他にはどんな?

茂木:以前は福島の農家民泊にも関わっていました。 仕組みは旅行者が農業体験をしてそこで採れた野菜を料理して食べて。 きっかけは震災の影響で旅行者も来ず、野菜も売れずどうにかしようとなったときに始まりました。そもそも都内の大学生との繋がりもあったので、彼らに震災や原発について地元の人に聞いて学んでもらおうという想いもありました。

のん:今までにどれくらいの人数が実際に民泊に行ったんですか?

茂木:今続いているのは、日本女子大学の学生が年に1回70~100人くらい…

のん:そんなに!福島に若い旅行者がそんなにたくさん来ることもなかなかないでしょうね。それだけでもずいぶん活気づきそうですね!

茂木:はい、若い人と接することで農家のお年寄りも元気になっていらっしゃいますね。 地元の学生も呼んで、農業体験したり原発の話を聞いたり…

茂木:今の大学生はすでに震災のことや原発のことを知らない世代になってきているんです。原発良い悪いは別問題ですけど、忘れなくてもいいこと、伝えていってもいいことだと思うんです。 若い世代が考える機会にもなればいいかなと。

のん:今も福島に行かれることあるんですか?

茂木:今も少しだけ行くことがありますが、仕組みとして僕の仕事には公的なお金がかかっているためその期限が切れると地元の人の負担になってしまいます。 なので最終的には僕が関わらず現地だけで廻っていくのが適切だと思っています。

のん:そうか。地方の経済が自立していくためのお手伝いをされているんですね。 茂木さん、そんなお仕事されていたんですねー 知らなかったです! いつも穏やかでご家族想いの茂木さん。お仕事に対するアツイ情熱を内に秘めていらっしゃったんですね!! 本日はお時間いただきありがとうございました。とても勉強になりました。 今後ともVACANCYの守り神的な存在でいてください!

茂木:ありがとうございました。 という訳で今回はここまで!! 2018年も大変お世話になりました。 来年もどうぞよろしくお願いいたします。